2022.06.30
後悔しない結婚相手を選ぶには?基準や見極めのコツを婚活アドバイザーが解説
婚活アドバイザーとして数万人の相談を受けてきた中でも、結婚後に相手選びで後悔してしまうケースが多く見られます。その後、離婚となり理想の再婚相手を見つけるために、相談を頂くことになるのです。
このように、婚活をしていく中で出会う異性の中には、結婚相手に選ばない方が良い特徴を持つ相手がいるのです。はじめから選んではいけないことが分かった上で恋愛や交際をしていくことで、こうした失敗を未然に防ぐことに繋がります。後悔しない結婚相手を見極めるためには、さまざまなテクニックや考え方があります。
そこで今回は、「後悔しない結婚相手を選ぶ」をテーマに、以下のことを解説します。
・結婚すると後悔しやすい異性の特徴
・結婚相手を選ぶ際に気を付けたいポイント
・結婚相手を正しく見極める基準
・後悔しない異性と結婚する婚活のコツ
ただ単純に「結婚する」のではなく、「結婚して幸せになる」ことがあなたの目指すところなはずです。だからこそ、はじめから選ぶ際に気をつけた方が良い相手の特徴や、見極めの基準を知っておくことが大切なのです。ぜひ一度は目を通してみてください。
結婚相手に選ばない方が良い女性の特徴については「結婚相手に選ばない方が良い女性の特徴とは?恋愛と結婚で求めるものの違いも解説」がおすすめです。
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結婚相手シミュレーションこの記事の目次
結婚相手と恋人の選び方はどこが違う?
結婚後に失敗してしまう原因は、”条件”で選びすぎて「好きじゃない人」と結婚してしまうことが多く見られるケースです。条件で選びすぎてしまうために、「ときめき」などの感情が後回しにされて、好きになれなくなってしまうのです。
直感で選ぶべきか、条件で選ぶべきか、迷うかもしれません。どこまで条件を絞って直感で選べるか?が重要になってきます。直感とは「ビビッときた」「ビンときた」と表現されるように、「この人が良い!」と感じる瞬間などのことを指します。
まずは、恋愛と結婚それぞれで相手の選び方にどのような違いがあるのか解説します。
恋愛において関係が発展するパターン
「相手に恋をしているか?」が優先される
恋愛においては該当する相手が「頭から離れない」といった感情面が優先されがちになります。なぜなら、必ずしも共同生活を送るわけではなかったり、経済的に支え合う必要もないからです。さらに、結婚するかどうかのお試し期間でもあります。
つまり、単純に相手そのものの魅力だけを見て判断してもやり直しが利くということです。
結婚前提の恋愛の場合は、結婚相手と選び方は同じです。ただし、恋愛相手の選び方は、基本的に結婚相手を選ぶよりも簡単な考え方になります。恋愛相手を選ぶ場合には、一緒にいて楽しいかどうか、共通の趣味を持っているかどうかといった、「会っている間が楽しいかどうか?」というポイントに絞って判断し、相手を選ぶことができます。
容姿が優れている、有名企業に勤務しているなど、ステータスで判断しても悪い面はあまり見えづらいため、苦労することは少なくなります。他にも、デートをする時に金銭感覚の違いが多少あったとしても問題は起こりにくいと言えます。
恋愛は、結婚と違い生活を共にするわけではありません。そのため、双方が自立した生活さえできていれば、恋愛相手には「一緒にいて楽しいかどうか?」で選んでも成り立ちやすいということです。
関連記事:男性が好きな人に見せる脈ありサインとは?特徴的なしぐさから本音を見抜くコツを紹介
結婚において関係が発展するパターン
「生活を共にしていけるか?」が優先される
恋愛に比べて感情面よりも条件面が優先されがちになります。なぜなら、生活していける可能性や、共同生活においての協調性、問題に対処できる力といった部分が求められるからです。
つまり、相手と支え合って生涯を共にできるかを恋愛の時よりも真剣に判断する状況だということです。
結婚相手を選ぶ場合には、「一緒にいて楽しいかどうか?」という点も大切です。ただし、結婚を前提にしているため、将来的に生活を共にすることを視野に入れて相手を選ぶ必要があります。デート中に一緒にいることが楽しい、ということと、同じ家に住んで一緒に生活していて楽しいということは異なることです。
一時的に一緒にいることが楽しい場合にも、一緒に生活するとなるとまた考え方や印象が異なってくるため、結婚相手の選び方は恋人の選び方とは大きく異なってくるということです。
必要条件と希望条件の違いを理解する
結婚相手を上手く見つけるコツは最低条件だけに絞ることです。譲れない条件だけに絞って、相手を選ぶ際には直感も大切にしていきましょう。そのためにも、必要条件と希望条件に分けて整理しておくと良いでしょう。
妥協できない条件が必要条件です。この条件に絞って、譲れない条件以外は相手に条件をつけないことがおすすめです。
希望条件は、あくまで理想です。こだわり過ぎずにフィーリングを重視していきましょう。
結婚前に相手を正しく選ぶ基準はあるのか?
どのような人が良いか?という疑問は、人によって相性があるため決まった答えはありません。ですが、失敗原因は共通するものです。
つまり、基準となるポイントや選んではいけない相手をあらかじめ知っておけば、結婚したあとに後悔しなくて済む可能性が高くなります。
そのための基準となることは、以下が挙げられます。
- 価値観が近い人を選ぶ
- 将来の考えを話し合える人を選ぶ
- 倫理観がズレ過ぎていない人を選ぶ
それぞれ解説していきます。
価値観が近い人を選ぶ
結婚相手を決める上で一番重要な点が「価値観が近い人を選ぶ」ということです。なぜなら、結婚は共同生活が前提となり、生活に必要な買い物だけでも価値観が異なるとスムーズに決まらなくなってしまうからです。
価値観が影響するのは、お金に関する価値観、将来に関する価値観、家族に関する価値観、日常生活に対する価値観などがあります。特に、金銭感覚が違い過ぎる場合には余程の収入がなければ揉める原因となりがちです。
もし、価値観の不一致が起こるとどちらかが我慢することになります。この我慢も、何十年と積み上がっていけば、結婚生活を続けていくことが困難になるほどのストレスとなります。
例えば、美容の意識が高い夫であれば、高価な化粧品を買ってもお互いに楽しい話題となるはずです。反対に、美容に関する価値観が異なる夫であれば、「そんなに高い化粧品なんてもったいない。」とイヤミを言われ続けることになるかもしれません。
他には、毎日掃除をしないと気が済まないほどのキレイ好きと、まったく掃除をせずとも気にならない人が生活を共にした場合、掃除の回数やどちらが担当するかで揉めてしまうかもしれません。
また、性格は改善したり環境によって変えられますが、価値観は余程のことがなければ変わらないと言われています。だからこそ、性格の不一致よりも価値観を重視して選ぶことが多くの専門家から大切であると言われるのです。
このように、様々な観点から相手と価値観が合うのかどうか?については、よく見極めておきたいポイントと言えるでしょう。もし、価値観が合わないとしても、お互いにどこまで妥協できるのかを結婚前に話し合っておきましょう。
将来の考えを話し合える人を選ぶ
いくら自分にとって「この人しかいない」と思える相手がいたとしても、お互いに将来の考えを話し合える関係でなければ、どちらかが一方的に本音を言えないまま生活を続けなければいけなくなります。
中でも、将来をどのように考えているかを話し合えることは大切です。結婚式をするのか、子供を何人産むのか、戸建てにするかマンションにするのかなど、夫婦で決めていかなければならないことはたくさんあります。
例えば、現在が共働きだったとしても、どちらかが家事や育児に専念する状況になるかもしれません。何歳まで働くつもりなのかという点だけでも、思っていた意見と違っていたという亀裂を生む原因になる場合もあります。
生涯を共にするからこそ、「きっとこう思っているはず」だと安易に考えず、お互いの考えを真剣に伝え合える関係を目指してみてください。
お互いの家族と仲良くできる人を選ぶ
結婚すると、お互いの家族や親戚との付き合いも多くなります。特に、両親とは冠婚葬祭だけでなく、様々な場面で会うことになります。そのため、互いの両親と良好な関係を築くことができれば、結婚生活をスムーズに進める強力なサポーターとなります。
もし、あなたの両親が相手を気に入らなければ、最悪のケースでは縁を切られてしまうことにもなりかねません。相手の両親と折り合いが付かず、それがストレスで離婚になってしまう例も少なくありません。
例えば、良好な関係であれば育児の援助をしてくれたり、夫婦間のトラブルの際に相談に乗ってもらえたりと、サポートが必要になるシーンが訪れます。
夫婦だけでは解決できない問題に直面した時に、頼れるパートナーとしてお互いの親族との相性も考えておきましょう。
倫理観がズレ過ぎていない人を選ぶ
モラルやマナー、常識なども結婚前にチェックしておくべきポイントのひとつです。なぜなら、自分が普通だと思っていたマナーが、相手にとってはありえないことであれば、それだけで不信感を持たれてしまうからです。
例えば、ギャンブルや異性との交友、タバコや飲酒、宗教、時間感覚やルールを守れるかどうかなど、小さなことでも共同生活においては不満が積み重なっていきます。
人それぞれ、多種多様な倫理観があって当然です。そのため、完全に一致することはなかなかありません。ですが、倫理観の違いから「これだけは許せない」という感情に繋がりやすいのも事実です。
このように、共同生活においては「自然体でストレスになりにくいか?」が大きく影響するため、倫理観が許容範囲内なのかどうかもチェックするようにしてみましょう。
後悔しない結婚相手を見極めるコツ
婚活において結婚することはゴールではありません。結婚してからがスタートであり、むしろ困難が待ち受けているといっても過言ではありません。
結婚してから後悔しないために、結婚相手を見極めようと思っても、すべてのポイントに沿って相手をチェックしていくのは非常に困難です。
そこで、相手を見極めるためのコツとチェックリストもお伝えします。男女別に解説しますので、さっそく見ていきましょう。
結婚に相応しい男性を見極めるコツ
男性を見極めるコツは、家族のために自身を犠牲にできる人であるか?に着目することです。なぜなら、多くの男性は家計を経済的な面で支えるため、仕事に対するストイックさが求められるからです。そのため、嫌なことがあったり小さな問題で逃げてしまいがちな人を選んでしまうと、女性側が支える負担が多くなってしまいます。
もちろん、必ずしもそうだというわけではありませんが、逃げ癖がある人の場合は多くのシーンで消極的になりがちなため、この点に着目することは大切だと言えます。
結婚に相応しい女性を見極めるコツ
女性を見極めるコツは、細かな気遣いができる人であるか?に着目することです。なぜなら、多くの女性は出産や育児で家庭を優先しなければならない時期があるため、関係者たちとのコミュニティ内での円滑な立ち回りが求められるからです。こういった際は、細かな気遣いができなければ上手く馴染めないといったことになり、男性側がサポートする負担が増えてしまいます。
一方で、出産を希望しない女性も多くなってきたため、その分を仕事や家事に費やす場合もあるでしょう。こういった際にも気遣いができる人であれば、スムーズにやるべきことを分担しあって、幸せに生涯を共にしやすくなると言えます。
後悔しない相手を選ぶチェックポイント
□チェック1:自分と性格的な相性はどうか?
性格が合うかどうかはとても大事なチェックポイントですが、漠然と「性格が合うかどうか」を問われても難しいかもしれません。
そんなときは、「共通点が多い」や「一緒にいてストレスがない」、「一緒にいて落ち着く」、「話していて楽しい」と感じるかどうかを考えてみると良いでしょう。
□チェック2:自分を大切にする行動を取ってくれるか?
相手のことを思いやれる人かどうかは、今後一緒に暮らしていく上でとても大切なことです。
体調が悪いときに寄り添ってくれたり、悩んでいるときに相談に乗ってくれたり、自分のことを大切にしてくれる人であれば、結婚後もお互いを尊重できる関係になりやすいです。
□チェック3:安定した経済力があり金銭感覚が近いか?
お金が全てではありませんが、結婚生活を続けていくためにはある程度の経済力が必要です。安定した経済力があるということ、そしてその人の金銭感覚がどうかは必ずチェックしておきましょう。
どんなに稼ぎのいい人だとしても収入の全てを趣味やギャンブルに使ってしまう人であれば、生活を続けていくことにストレスを感じてしまうことでしょう。
金銭感覚が近いかどうか、許容範囲かどうかは必ずチェックしましょう。
□チェック4:周囲の人への態度は丁寧か?
両親や友人への態度だけでなく、お店の人や関わった人への態度がどうか、横柄な態度を取っていないかチェックしておきましょう。
そういった態度は結婚後に自分に向けられる可能性もあります。
□チェック5:問題が起こった時に頼りになるか?
突発的な問題やトラブルに遭遇したときこそ、その人の本性が出やすいといわれています。
そんなときに頼りになるかどうか、自分のために一生懸命行動してくれるかどうかは、結婚相手を選ぶ上でとても大切なチェックポイントとなります。
長い結婚生活でトラブルは幾度となく訪れます。その時に一緒に乗り越えていけるような人を選びましょう。
□チェック6:避けたいテーマでも話し合いができるか?
夫婦であれば話し合わなければいけないことがたくさん出てきます。結婚式、出産、育児、両親の介護など、話したくないことも2人で話し合って解決していかなければいけません。
お互いを尊重しつつ建設的に話し合えるかどうかは大事なポイントとなります。
嫌なテーマになると不機嫌になる人や、話をすり替えて議論にならないような人は割けるべきでしょう。
□チェック7:相手の家族内の関係は悪くないか?
結婚する上で相手のご家族と関わることは基本的には避けることはできません。相手と両親の関係が悪いと、ことあるごとに苦労することになります。
結婚式や冠婚葬祭などで相手の家族と会わなければいけないシチュエーションでも気を遣うことになります。
それ以上に家族との関係が悪化している人で、心に闇を抱えている方も多くいらっしゃいます。
全ての人が必ずそうだというわけではないですが、冷静に見極めることが重要です。
□チェック8〜:病気や障害がある場合は支えていく覚悟があるか
互いに健康であることが一番ですが、必ずともそうとは言い切れません。
急な事故や病気で不自由な状態になってしまうかもしれませんし、いわゆるグレーゾーンと呼ばれる大人の発達障害や精神障害に結婚してから気づくというパターンも増えてきています。
行動や言動に違和感を感じる場合は、そういった可能性も視野にいれつつ、病気や障害も受け入れることができるのか、一緒に治療をしていけるのかどうかを考えましょう。
必ずチェックしたい”相手を選ぶ際の必要条件”は?
結婚生活を続けていくためには、前述で挙げたチェックポイントの中でも、以下の条件は必要条件となるため、必ずチェックしておくことが大切です。
- 相手の収入は安定して得られるか?
- 世帯として暮らすのに必要な収入が確保できるか?
経済力は、生涯を共にする上で現実的に重要な要素です。世帯として最低限の収入がなければ、生活以前の問題となってしまいます。
特に収入の多くを負担することになりやすい男性の平均年収がどのくらいあれば良いでしょう?
もし、貧乏な相手を選んでしまったら「この人を選んだのは間違いだった」と思ってしまうことにもなりかねません。相手の収入が安定していないのであれば、自分が安定した収入を得てカバーするなど、世帯として現実的に暮らしていけるかを考えておきましょう。
一般的には、男性であれば年収400万円は最低ラインと言われています。500万円は希望されることが多くなります。
我々の運営する結婚相談所の会員男性を例に挙げると、約80%が年収400万円以上となっており、半数程度は年収500万円以上です。このように、一定の年収がないと男性にとってかなり不利となってしまうのは間違いないでしょう。
<経済力を考慮した結婚に関する記事>
・結婚できる年収はどのくらい?低収入の男性が婚活するコツや女性の求める条件を解説
・お金持ちの人と結婚するには?実家が裕福な男性を見抜く方法や玉の輿に乗る方法も解説
結婚すると後悔しやすい異性の特徴
結婚後に後悔しやすい異性の特徴をご紹介していきます。当てはまる特徴が多い異性には注意が必要です。
一度立ち止まって、本当にこのまま結婚しても大丈夫なのか考えてみましょう。
結婚することばかりに躍起になって、まわりが見えなくなってしまうこともあると思います。冷静になって今ではなく結婚した後の共同生活をイメージしてみましょう。
選ぶと後悔しやすい男性の特徴
選ぶと後悔しやすい男性の特徴は、以下に挙げる行動が挙げられます。
- 意見や価値観を押し付ける
- 異性との交友を優先する
- 家庭を軽視する態度をとる
- まわりの人に横柄な態度を取る
- プライドが高く自慢話ばかりする
- 自分の趣味を最優先する
男性は主導権を取りたがる傾向が多く、家庭よりも自分を優先してしまうケースがあります。
特にマネジメント経験者でない場合は、自分が認められることを優先してしまうことがあるため自慢話など周囲に配慮が欠けたり、自分が最優先となる場合は注意が必要です。
結婚生活は、お互いを尊重する姿勢がなければ、なかなか上手くいきません。周囲に配慮した行動が取れるかは、重要なポイントと言えるでしょう。
選ぶと後悔しやすい女性の特徴
選ぶと後悔しやすい女性の特徴は、以下に挙げる行動が挙げられます。
- 寂しさから浮気をしてしまう
- 感情的になりやすい
- 自分の意見を言えない
- 家事ができない、家事をしたくない
- 生活リズムが違いすぎる
- 束縛したがる
女性は、本能的にコミュニティを重視する場合が多く、相手に配慮しすぎた結果、不満を限界まで溜めてしまう心配があります。限界まで来た時には手遅れになる可能性が高く注意が必要です。
なんでも言うことを聞いてくれるからと都合良く解釈せず、本音を引き出せるように配慮しましょう。
また、求められることを強く求めるタイプは、家庭を守ることよりも、自分が女性として価値を感じられることを優先するケースがあります。
つまり、寂しさを埋めてほしい気持ちが先行するため、浮気をしていたり、感情的になり話し合いができないといった問題が起こる可能性が高くなります。
相応しい結婚相手を選ぶ際に気を付けることは?
結婚相手を見極めるコツがわかったところで、実際に結婚相手を選ぶ際に気を付けることや心がけることを紹介していきます。
婚活方法の選択にも注意する
婚活といっても様々な活動方法があります。
結婚相談所、マッチングアプリ、婚活パーティや街コンなど、出会いの幅は広がってきていますが、それゆえに、結婚に対して本気ではない人や、相応しくない結婚相手と出会ってしまうことも少なくありません。
どんな婚活を行うかの取捨選択がとても大切になってきます。
自分も選ばれることを忘れない
婚活をしていると「いい人を選びたい」という気持ちが強くなってしまいがちですが、自分自身も相手から選ばれる立場であることを忘れてはいけません。
理想的な相手を選ぶためには、自分も相手にとって理想的な人でなければ選ばれることはありません。
相手を尊重して不満を持たない
相手の悪いところばかりを見つけて見下すようなことはやめましょう。
異性の考えていることは、同性の考えることと違うため、なかなか理解することはできません。
自分のことばかり考えている人だと思われると、将来を一緒に歩いていく結婚相手として選ぶことに躊躇われる可能性があるため、相手に寄り添う姿勢を伝えていきましょう。
失敗せず婚活サービスを利用するための注意点
ここからは後悔しないための婚活のコツをご紹介していきます。
結婚相談所、マッチングアプリ、婚活パーティや街コンなど、それぞれに特徴があり、向いている人向いていない人、出会いやすい人、出会いにくい人がいます。
婚活パーティを利用する場合の注意点
婚活パーティは同じ趣味や共通点を題材としたパーティや、年齢や地域、職業や年収などで参加できる人を限定したものまで幅広く開催されています。
多くの異性と直接話せるため、雰囲気や相性を確認することができるのが婚活パーティのメリットです。
しかし、異性と話せる時間が限られているため、相手を深く知ることができないこともあります。
異性との会話になれていなかったり、短時間でのコミュニケーションを苦手にしている方にはストレスに感じてしまうかもしれません。
婚活アプリやサイトを利用する場合の注意点
婚活アプリや婚活サイトを利用することで、スマートフォンやパソコンで家にいながら多くの異性とマッチングすることができます。
仕事の合間や隙間時間を有効活用することで効率的に、幅広い地域の異性と出会える可能性があります。
しかし、顔写真やプロフィールでの印象が全てとなり、内面を見ることが難しい点がデメリットとなります。
実際に会ってみないと相性が分からないため、実際に会うまでに不安がある点、犯罪などに巻き込まれる可能性もゼロではない点に注意が必要です。
結婚相談所を利用する場合の注意点
結婚相談所には結婚への本気度が高い人が集まる傾向があります。
カウンセリングやアドバイスなどを受けられることもメリットになります。
しかし、他の婚活媒体よりも料金が高い傾向にあり、長期的な婚活は費用が大きくなりがちな点に注意が必要です。
また、担当スタッフとの相性にも左右されるため、どの結婚相談所に入所するのかも大事になってきます。
成婚者が結婚相手の決め手になったことは?
相応しい結婚相手を選ぶ基準だけでなく、我々が運営している結婚相談所で調査した「実際の成婚者たちが、相手を選んだ基準や決め手になった点」もお伝えしておきます。
結婚相手に求めるものに多いことは、金銭感覚などがズレていない「価値観」や、一緒に居て落ち着ける「フィーリング」などが挙げられます。
実際に結婚している人の理想と現実の調査データ
内閣府男女共同参画局が調査した「人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書」によると、以下の結果が出ています。
理想と現実の年齢
既婚者が相手に求めた理想と現実(20〜60代男女)
出典:人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書 – 内閣府男女共同参画局
(資料:第2章 調査結果 – 内閣府男女共同参画局)
男性の成婚者が決め手にしたこと
男性が結婚前に結婚相手に求めることのデータを読み解いていくと、「仕事への理解」「容姿・ルックスに好感がもてる」を選ぶ割合が女性よりも高いことがわかります。
キャリアプランなどを意識して人生設計している男性にとって、仕事への理解はとても重要な項目だといえます。
また、「特にない」を選択した男性の割合は女性に比べて2倍近い数値となっており、価値観や一緒にいて楽しいなどフィーリングを大事にしている人が多いことがわかります。
女性の成婚者が決め手にしたこと
女性の場合は「家事の分担」「経済力」「正規雇用」「金銭感覚」を男性に求めている割合が多く、男性に比べると相手の容姿よりも利害関係を重要視していることがわかります。
一方で「落ち着ける環境」を求める割合も多く、前述の経済力や家事の分担などが精神的な安心となっているともいえます。
さらに詳しい成婚者の感想は「成婚者の体験談」にまとめているので、併せてご覧ください。
婚活で相手を正しく選ぶ前にやるべきこととは?
後悔しない結婚相手を選ぶには、先に選択肢を増やさなければいけません。なぜなら、どれだけ選び方を知っていても候補となる相手=選択肢が少なければ見極める以前の問題だからです。
そのため、相手を選ぶ方法だけでなく、出会いのきっかけを増やすことも意識しましょう。
多くの出会いを作るには、共通の趣味を持つことなどが挙げられます。例えば、料理教室は料理ができるようになることを目的としています。
一方で、マッチングアプリは出会うことを目的としています。そのため、コスパ良く出会うには適していますが、異性の相手にも多くの繋がりができてしまうことで関係の真剣さは低くなりがちです。
年代別の出会い方は「婚活の方法は何がある?スムーズに成婚するコツや出会う方法を紹介」で解説しているので、併せてご覧ください。
良い相手が見つかっても自分が選ばれなかったら?
どんなに良い相手が見つかったとしても、相手から選ばれなければ結ばれることはありません。
自己肯定感の低さから自分を上手くアピールできなかったり、コミュニケーションスキルの不足など、自分自身の魅力を発揮できず終わってしまうこともあると思います。
異性から魅力的にみられるために、そしてチャンスを逃さないために身だしなみや清潔感を整え、相手との共通の話題を見つけられるように努力する必要があります。
その上で結ばれなかったのであれば縁が無かったという他ありません。
前述のように出会いの選択肢が多ければ、結ばれなかった異性に固執する必要はなくなります。前向きに次の候補を探しにいきましょう。
関連記事:婚活でモテない女性の特徴とは?外見・内面それぞれのNG例や注意点を解説」
プロに結婚相手選びのアドバイスを貰う方が良い?
自分一人だけで考えて判断していくよりも、プロの婚活アドバイザーの客観的なアドバイスも参考にすることで、相応しい相手を冷静に選びやすくなります。なぜなら、自分のことを客観的に見たり、相手を感情抜きに判断することはとても難しいことだからです。
それだけではありません。プロの婚活アドバイザーは、実際に成婚した多くの男女から相談を受けて、どのような人が結婚に至っているかを知っています。
実際の声を聞いてきたからこそ、どのようなことに後悔したり、どんな人が失敗しがちなのかを分かっているのです。
あなたが「結婚するだけ」なのであれば婚活アドバイザーや、周囲の意見は必要ないかもしれません。ですが、「結婚して幸せになる」のであれば、こうしたプロの意見を聞くことは、とても大切ではないでしょうか。
我々が運営する結婚相談所では、無料カウンセリングを受け付けております。婚活の仕方は、結婚相談所だけに絞る必要はありません。自然な恋愛結婚やパーティへの参加なども並行した「複数の出会いのきっかけ」を持っておくことが成婚への近道です。ぜひ、お話を聞かせてください。
結婚相手を選ぶ際によくある質問
ここからは、結婚相手を選ぶ際に多く頂く質問を回答とともに紹介します。
Q1.何歳までに出会っていると恋愛結婚できるのか?
恋愛結婚のタイミングは人それぞれ異なりますので、一概に何歳までということはいえません。
逆に何歳で出会ったとしても恋愛結婚することは可能です。
結婚相談所での出会いは、恋愛結婚とは異なる形をとるかもしれません。
しかし、結婚を真剣に考える異性と出会い、お互いに結婚に対する意志や目的を共有しやすい環境が整っているため、そこから恋愛という形に発展することも少なくありません。
Q2.恋愛結婚は何人目くらいの相手が理想?
恋愛結婚における理想的な相手の人数については一概には言えません。
人それぞれの価値観や人生の経験によって異なるからです。
初めての恋愛が結婚に至る最適な選択となる人もいます。
一方で、異なる人との複数の恋愛を経て自分自身や異性との相性を知り、自分に合った相手を見つけることができるようになる人もいます。
Q3.診断テストは当てになる?
恋愛診断や心理テストは科学的に正確な診断結果を出すものではありません。
あくまで一定の基準や枠組みに基づいて結果を出しているため、全ての人に当てはまらず、個別の状況や人間関係の複雑さを十分に考慮していない場合があります。
恋愛は人間関係の中で多くの要素が絡み合っており、個人の感情や人間性、価値観、状況によって大きく変わります。
恋愛診断は娯楽や自己探求の一環として参考程度に捉える程度にしましょう。
Q4.自分と似てる人を選ぶとどうなる?
自分と似ている人を選ぶと、共通の興味や趣味を持ちやすい傾向があります。
お互いに共感しやすく、コミュニケーションがしやすいと感じることが多いです。
その一方で、同じような課題や問題を抱えることがあり、関係に悪影響を及ぼす可能性もあります。
また、新しい視点や刺激を得る機会が少なく、物足りなく感じる場合もあるかもしれません。
Q5.結婚相手は「お金か顔」のどちらを重視すべきでしょう?
「お金か顔」のいずれか一方を重視するよりも、相手の人柄や性格、価値観、将来のビジョンなどを大切にするべきでしょう。
まずは結婚する上で譲れない条件を書き出し、優先順位を付けて行きましょう。
どこまでは譲れないか、どこから許容できるかを明確にし、経済力と容姿のバランスを考えていくのが良いのではないでしょうか。
Q6.相手を直感で選ぶ方が上手くいく?
直感に頼ることが上手くいく場合もあれば、そうでない場合もあります。
相手を直感で選ぶメリットとしては、感情や直感に従って選ぶことで、自分自身の内面や価値観に合った相手を選びやすい点です。
直感的に相性が合うと感じる相手を選ぶことで、結婚生活が円滑に進む可能性が高いと言えます。
しかし直感といっても、一時的な感情や好みに左右されてしまうことも多く、将来的に相性の悪さや問題が浮き彫りになる場合もあります。
結婚相手を直感で選ぶかどうかは個人の価値観や信念によりますが、直感と将来を見据えた冷静な判断をバランス良く持ち合わせることが望ましいです。
また、第三者や信頼できるプロのカウンセラーの意見を参考にすることも大切です。
Q7.(結婚相手は?)若い方が良いのでしょうか?
結婚相手の年齢については、人それぞれの価値観や希望によります。
年齢を重視するかどうかは人により異なりますので、一概に「若い方が良い」とはいえません。
子育てなどの面において、若い方が育児に対するエネルギーや体力を持っていることが期待できるかもしれませんが、若さゆえに経済的な安定や社会経験が不足している可能性があり、生活面での課題が生じる可能性があります。
Q.8.貯金はどの程度が一般的でしょうか?
結婚を伴う新生活のスタートには多くの出費が必要となります。
婚約指輪や結婚指輪、結納、結婚式、新居への引っ越しなどなど、出産や子育てを検討する場合にはさらにお金が必要になります。
緊急時の備えも考えると数100万円以上の貯金があると安心とされていますが、個別の状況や生活スタイルに合わせて適切な金額を確認し、自分やパートナーの将来の目標やライフプランを考慮して貯金をすることが重要です。
後悔しない結婚相手の選び方についてのまとめ
結婚後に後悔しない結婚相手の選び方について紹介しました。
・「結婚相手を間違えた」と後悔しないためには、正しく選ぶポイントを知った上で見極めていくことが、幸せな結婚生活を送るためにも大切
・自分一人だけで考えて判断していくよりも、プロの婚活アドバイザーの客観的なアドバイスも参考にすることで、相応しい相手を冷静に選びやすくなる
・どんなに良い相手が見つかったとしても、相手から選ばれなければ結ばれることはないため自分磨きも怠らないようにする
・男性は女性に「容姿」「仕事への理解」を求めている
・女性は男性に「経済力」「家事の分担」を求めている
・マッチングアプリでの出会いは他の異性に注意が向きやすいため出会う場所の選び方も重要
恋愛結婚の場合は、すでに出会っている人の中から選ぶことが基本です。なぜなら、相手が結婚する気持ちになるまで一定の期間がかかったり相性を確かめ合う期間が必要だからです。
ですが、まだ出会っていない場合には新しく出会うところから始めて、そこから相性の良い人を見極めていかなくてはなりません。
だからこそ、すでに結婚意識の高い人がいて、あなたと合う相手をある程度まで絞り込んでくれる結婚相談所といった婚活サービスも併用していくことが大切です。
自然な恋愛から結婚に至ることが理想かもしれません。だからといって、結婚相談所が必ずしも悪いわけではありません。結婚意志のない相手と、無理に出会いを広げる必要はないかもしれませんが、結婚意欲を持った相手と出会うチャンスは少しでも減らさないことを意識しましょう。
ワンブライドでは、創業60年という長年蓄積された結婚できる人とできない人の特徴や対策のノウハウを持っています。専任の婚活アドバイザーが価値観やフィーリングを考慮した希望条件を満たす相手も紹介しています。
紹介だけではなく、ご自身で相手を検索してアプローチしたり、婚活パーティで直接会って知り合うような場も提供しています。そのため、ご自身に合った出会い方を選んで最適な婚活が可能です。
出会いだけでなく成婚までの相談も、専任の婚活アドバイザーの客観的な意見を聞きながら、取り組めます。
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